在宅ライターのひとりごはん ~毎日野菜やりくり生活~

フリーランス編集者兼ライターの自炊日記。時々ものすごく忙しくなるけど丁寧な暮らしをしたいのです(ただしお手軽にw)

【動画あり】ブランデーを使った柔らか梅ジャムづくり ~フリーライターの梅仕事【10】~

ようやく梅ジャムづくり動画ができました…(注・音楽が流れます)

 

youtu.be

 

今回はDaVinci Resolve(ダビンチ リゾルブ)をいう

無料動画ソフトを使ったのですが、

以前のicecream Video Editorや

元々Windowsに搭載されているMicrosoftのビデオエディターに比べると

ぐっと高性能になります。

 

しかし高性能になるということは、

PCにかかる負荷も大きく、操作も複雑というわけで。

元々仕事の関係上PhotoShopIllustratorなどのクッソ重いソフトを入れていたので

PC内の整理するところまでやらねばなりませんでした……

そんだけ苦労した割にはあまり凝った画像にはなっていませんが(汗)

 

言っちゃなんですが、今の段階で一番使いやすかったのは、

天下のAdobe様の有料動画ソフトのお試し版だったかもしれない……

他のソフトとまとめて月額いくら、という契約もできるのでちょっと検討中です。

 

 

それはさておき本題の梅ジャムづくりです。

 

まず私の梅レシピのベースになっているのは

こちらのサイト。

 

minabe.net

 

まあここから色々アレンジしちゃってますが(汗)

何度も作っていると好みとか出てきちゃうので……

 

さてその梅ジャムですが、

梅はペクチンがそこそこ多いせいか

それとも単に私が火を通しすぎているのか、

妙に硬くなってしまうことがしばしば……

 

なので今回はとにかく柔らかくしたい!と思い、

ブランデーを入れてみることにしました。

水を入れてもいいみたいなんですけどね、

何となく保存食に水を加えるのがためらわれまして。

あと出来れば美味しいアレンジがしたい。

 

 

というわけで

レッツ梅ジャムづくりin2020!

関東なら黄色い梅が

まだ出回っているかもしれないからどうぞスーパーへ!(6/30現在)

 

材料

=========================

完熟梅…1キロ

白砂糖…梅(種含む)の50~100%

ブランデー……100ccぐらい

=========================

 

ブランデーの量は、煮ている途中のジャムの柔らかさによって

調整してもいいかも。

砂糖は何でもいいですが、

梅シロップや梅酒づくりで余った氷砂糖を使いまわすと

煮詰める時間が必然的に長くなり、固くなりやすい気がします。

三温糖とかザラメでも面白い味になりますが、

梅の爽やかさは若干減るのと、結構えぐい色になるのでまあお好みで。

私はヨーグルトやクリームチーズと一緒に食べる頻度が高いので、

最終的に白砂糖に落ち着きましたが。

そして甘さより梅の風味を楽しみたいということで、

砂糖は梅の50%ちょいぐらいにしています。

 

用意した梅はこんな感じ。

梅を追熟させ、傷のないものは梅干しに、

傷のあるもの、追熟が上手くいなかったものをジャムに回すといった感じです。

 

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つまり二軍落ちの梅なのですが、

味はまったく落ちてないどころか、美味しいジャムになるので無問題。

 

これを優しく洗いまして……

 

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キッチンペーパーでやはり優しく水気を取ります。

 

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ヘタのところの凹みのところに残っている水気も忘れずに。

 

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少し置いておいて水気を完全に飛ばします。

 

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これだけ熟した梅だとあっという間にまた追熟するので、

干す時間は長くても2、3時間程度にとどめるべきかと(私はせいぜい30~1時間くらい)。

 

そして動画に組み込み忘れたのですが、

キッチンペーパーで拭いている間か

干し終えた後にヘタを取ります(汗)

 

そして傷や追熟しすぎて茶色くなった部分などは取り除き…

 

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包丁を入れてから少し時間が経つと

こんな風に切り口が茶色くなったりしますが

これぐらいなら(゚ε゚)キニシナイ!!

 

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そしてたっぷりの水を貼った鍋に梅を投入!

中火にかけながら

鍋に手を突っ込み

煮え方にムラが出ないようかき混ぜていきます。

 

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手が熱くなってきたら(大体50度くらい)お湯を捨て、

そしてまた水を入れ直して火にかけ……というのを1、2度繰り返します。

1、2度で足りなければ3度。

要は手でつぶせる柔らかさにしなければなりません。

 

ちなみに最初にこの方法を知った時、正直

クガタチっぽいと思いましたが

 (※クガタチ…古代の裁判法の一。熱湯の中の石をひろわせ、手のただれた者を偽りありと判定する。 Weblio辞書より)

そこまでいかなくても結構暑い作業なので

換気とか温度調整をきちんとしてくださいね。

 

茹で終わって、ザルに上げて水気を切った梅を手でつぶし種を取り除きます。

 

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つぶした梅はこの後刻んだりすることもありますが、

煮ているうちにトロトロになるので、

私は特に刻んだりはしていません。

またこの時の種は多少実が残っていても大丈夫です。

 

これらの種はザルに上げて、

ブランデーをちびちびかけながら実をこそげ落とします。

 

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そしてこそげ落とした梅+ブランデーを鍋に戻しまして……

 

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砂糖の三分の一を入れて軽く混ぜ合わせます。

 

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中火にかけて泡が立ってきたら、

再び砂糖の三分の一を投入。

そこから5分、

静かにかきまぜながら煮ていきます。

 

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完熟梅ではあまり出ませんが、

アクが出たらすくっていきます。

 

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本当にアクは少ないので、さっと取ったら

残りの砂糖を入れて15~20分煮ます。

 

このあたりで濁っていた梅ジャムはもう透明になっているはず。

最後のおまけに再度ブランデーをちょっとだけ垂らし、一瞬だけ煮立てたら完成!

 

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ジャムは熱いうちに詰めたいので、

すぐに瓶の煮沸に入ります。

 

冷たい水を貼った鍋に瓶と蓋を沈めて、強火にかけます。

 

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グラグラ煮立ってから5分ほど経ったところでお湯を捨てて瓶と蓋を取り出し、

ザルに逆さまに立てて水気を切ります。

瓶自体が熱いので水気は割とすぐに飛びます。

 

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この時点でジャムもあまり冷めてないはずなので、

ジャムも瓶も熱いうちに消毒したスプーンで詰めていきます。

 

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ちなみにこの時手が結構熱かったので

清潔な布巾とかで瓶を持つことをお勧めします(汗)

なんか面倒なので素手で作業しちゃいましたが。

 

蓋を閉めたら逆さまにして空気抜きをしながら冷まします。

 

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最近だと瓶を逆さまにするのは無意味、という見解もあるようですが、

今の私ではちょっと判断がつかなかったので、

とりあえず従来の方法を。

 

最後に百均のラベルでデコったりなんかしてw

 

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ちなみに肝心のお味と硬さの件ですが、

ブランデーを入れたとはいえ

しっかり加熱したのでアルコール臭はまったくせず、

結構酸っぱめであんずっぽい風味たっぷりのジャムになりました。

個人的にはこれぐらい酸っぱい方が食べやすいのですが、

甘いもの好きな方やお子さんが食べるなら

もっとしっかり砂糖入れた方がいいかも?

硬さは、市販のジャムよりちょっと柔らかくてプルプルしています。

ヨーグルトに入れて既に一瓶消費済みw

 

かなり手間がかかるけど、

もう1キロ分ぐらい作ってしまおうかという衝動に駆られていますw

 

ちなみに梅ジャムの硬さについては、

梅の種類やジャムのレシピ、砂糖の量など

色々な条件で変わってくる気がします。

(仙台にいる時に作った梅ジャムはこんなに硬くなかったので)

今回ブランデーを使ってみましたが、

お試しになる際は、お手元の鍋の中のジャムの硬さに合わせて

量を調整してくださいね。

動画のような硬さに仕上がっていれば多分大丈夫なはず……

 

 

それでは今日はこの辺で!

 

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