梅シロップの実で作った梅味噌でサバ味噌煮 ~フリーライターの梅仕事【5】~
さて今日はまた梅の話でも。
こちら昨年作ってまだ残っていた我流の梅味噌。
↑こちらの記事で、梅味噌とは
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瓶の中に
梅、みそ、砂糖を同量ずつ詰め、
梅から出る水分でとろとろにした味噌
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と紹介しましたが、
これは
「梅シロップを作った際に使った梅から実の部分を削ぎ落し、
それと味噌と砂糖と梅シロップで一緒に混ぜたもの」
になります。
まあこういう実って、ジャムやお菓子の具にするのがメジャーっぽいのですが、
当時の私は
「もうジャムはいいっちゅーねん」
というぐらいに生産していたので、
他の形で活用したくて全くの我流で作ったものです。
鍋に梅を入れ、味噌と砂糖、梅シロップ(水は厳禁!)を少しずつ入れながら温めつつ混ぜていき、好みの味になったところで瓶に入れて冷蔵庫に保存していました。
とろとろにはならず普通の味噌ぐらいの固さです。
梅味噌の賞味期限は冷蔵庫保管で1年と記憶していますが、
とりあえず今回の梅味噌は特に悪くなることもなく使えていますね。
使い方は
だし汁でのばして冷しゃぶにかけたり、
酒でのばしてサバを煮たり……
というわけで、今日は残ったこの梅味噌を使ってのサバの味噌煮のご紹介です。
まず真サバ。キッチンペーパーで水気を取ります。
夏になるとゴマサバの方が美味しいらしいですが……
まあまだ5月だし、スーパーにあったのがこのマサバなので。
さてここからバッテンに切れ目を入れたり熱湯をかけ……
という下処理は全部省略します。
いや、私がよく読んでいるよしながふみ先生の「きのう何食べた?」6巻で、
登場人物の佳代子さんが
「どーせ大したみそじゃないじゃん!」
「そりゃ塩をふったり熱湯をかけて霜降りしたりして
ちゃんと作れたらすごくステキだけどもさ
今日は簡単に夕食済ませたいなーって時に
そーださばみそにしよう!って思えるのも捨てがたいからね」
と言ってたもんで……
実際私も、下処理しないで食べて「まずい」と思ったことないですし。
あ、ただ一つのコツは、買ってきたサバをその日のうちに調理することだそうです。
というわけで、ちゃっちゃと作ります。
先程の梅味噌に酒を少しずつ入れながら、火にかけて溶かしていきます。
時々味見をしながら、ちょうどいい味のところでサバを投入して落し蓋。
10分~15分、中火と弱火の間ぐらいで煮たてていきます。
はい終わり。
脂がたっぷりのって柔らかいサバと梅の風味が(゚д゚)ウマー
梅のせいもあるかもしれませんが、やっぱり臭みは気にならないですね。
サバの梅味噌煮というと、
梅干しを使うレシピが多く、塩分が多くなるために味の調整が大変かと思いますが、
これは梅干しになる前の青梅なので、
酒でのばすだけでいいのが魅力ですよ~~
もちろん↑このやり方で作った梅味噌でも
美味しい味噌煮ができます♪
この場合は酒でのばさなくてもいいかも?
(ドレッシングと言っていますが、他のサイトで「梅味噌」と言っているものとほぼ同じです)
それでは今日はこれにて!
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